どうしようもなく誰かのせいにしたい時

今は午前の二時前。いまだに家に帰れず、職場で仕事をしている。早く帰りたい、だけど帰れない。やらないといけないことが終わらない。 さっき夜食を買いにコンビにに行く途中、グダグダと考えてしまった。この家畜以下の生活を俺に強いているのはいったいど…

映画をぼーっと観る

お盆明けからの二週間弱は猛烈に忙しく、精神的にかなりキツかった。怒鳴られ、嫌味を言われ、精神を削られながらも仕事をし、家に帰ってからは何もする気にならず、お気に入りの映画をただぼーっと眺めるだけ。そしていつの間にか眠り、朝が来て出勤する。…

フラメンコ的情熱の果てに~映画『Vengo』を観た。

ベンゴ [DVD]出版社/メーカー: 日活発売日: 2002/03/22メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る 血に縛られ生きる男の話。これは特別な世界の話じゃない。 誰もが、誰かに産まれさせられ、血に縛られる。覚えていても、覚えていなくて…

もうすぐお盆

長期休暇がにゴールデンウィーク、お盆、正月くらいしかない社畜ライフに大変うんざりしている。長期休暇には電車に乗って旅行にでも行きたくなるわけだけど、時期が時期だけにどこに行っても人だかりで、そのことを想像するとうんざりしてやめておこうかと…

僕を縛らないで

Eddie Vedder - Guaranteed [original version ... エディ・ヴェダー作曲で『ギャランティード』。俺が大好きな映画『イントゥ・ザ・ワイルド』のエンディング曲である。以下に映画から対訳を引用。 ひざまずいていては自由になれない 空のグラスを高々と掲…

映画『The Straight Story』を観る。

ストレイト・ストーリー リストア版 [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日: 2012/07/13メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログを見る デヴィット・リンチ監督作。アイオワ州のローレンスに住む老人アルヴ…

俺には明日のことがわからない。

俺には明日とか明後日とかそんなことがよくわからない。疲れなのかなんなのか。昔は好きだった読書もあまり出来ていない。いや読んではいるんだけれども、集中して読むことが出来ていない。だから印象にも記憶にもあまり残らず、時間をかけて感想文を書く気…

映画『嘆きのピエタ』ーカネと愛といのち

© 2012 KIM Ki-duk Film All Rights Reserved. ※ネタバレあり キム・ギドク監督の『嘆きのピエタ』。キム・ギドク監督は俺が今、最も気になる監督の一人で、今回はじめて映画館で観れるとなってワックワックで映画館へと向かった。これまで観た監督の作品は…

生きるのってどうしてこんなに大変なんだろう。

頭がまわらないことが多く、なんだっけあれ、なんていうんだっけこれ。そんなことが多くなってきた。頭のネジが外れかけてんのか?弛緩した生活をつづけてるせいか?どうなってんだよ俺の頭ん中最近頭が最高に活性化したって時はあれだ、頭痛くて頭痛薬飲ん…

今日が終わって、7月も終わる。

もう今年も七ヶ月が終わり、8月を迎えることになる。相変わらず俺は今の場所から抜けだせずにいる。夏が終わるまでには・・・今年が終わるまでには・・・今年度が終わるまでには・・・何度繰り返しただろうか。俺が抜け出せずにいる場所ってのはすごく厄介…

どうしようもない、心のざわつき~映画『ファニーゲーム U.S.A.』を観た。

ファニーゲームU.S.A. [DVD]出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2009/06/26メディア: DVD購入: 2人 クリック: 71回この商品を含むブログ (41件) を見る ああ・・・なんという映画を観てしまったんだろうか・・・ああ・・・この気分…

久しぶりの再会なんてろくなもんじゃないという話

今日は珍しく定時に仕事が終わったので、本でも買ってゆっくり家で読もうと、本屋に立ち寄ったんだけど、偶然、大学時代の知人にばったりと出くわしてしまった。「出くわしてしまった」というのは勿論、その再会が俺にとってはロクでもないものだったという…

ソフィア・コッポラ監督作、映画『ヴァージン・スーサイズ』を観た。

ヴァージン・スーサイズ [DVD]出版社/メーカー: 東北新社発売日: 2001/02/02メディア: DVD クリック: 337回この商品を含むブログ (277件) を見る ソフィア・コッポラが監督する『ヴァージン・スーサイズ』。アメリカ、ミシガン州に住む五人の美人姉妹が全員…

今日も一日が終わる

どうにかこうにか一日が終わり、俺の一週間も終わる。休みの日に仕事をせざるを得ない状況、これが非常に異常なことだと頭では理解している。逃げ出さなければヤバイという状況だということは理解している。だけれども心が、体が疲れてしまっていて、ここか…

身辺雑記

そんなこんなで、せっかくユニークな哲学的存在であったはずのゾンネン・パルタイも、いつとはなしに崩壊してしまった。私たちは、悲しいかな、やはり太陽の生まれではなかったのである。 北杜夫『どくとるマンボウ青春記』 久しぶりに気分のいい朝を迎えた…

いつもどこかに逃げ出したかった

なんだか気が滅入ることばかり書いて、それを読みなおして気が滅入り、そしてまたそれを肴に文章を書く負のスパイラルが続く。俺は自身の内面を占めるゴミくずを文章と吐き出して、すっきりするのもつかの間、何を思っているのかそこにダイブしてしまって、…

吐き気のする風景

・調布の小5アレルギー死亡事故 再発防止へ報告書 東京都調布市の市立小学校で昨年十二月、食物アレルギーのある五年生の女子児童が給食後に死亡した事故で市検討委員会は二十三日、再発防止策に向けた報告書を長友貴樹市長に提出した。これを受け女児の両…

今日も一日が終わる

今日も仕事が終わり、ふらふらと人の波の間をぬって歩いていると、突然雨が。ざあざあとああ、冷たい。このまま俺も雨の一部として地面にたたきつけられて、歩道のタイルの繋ぎ目をスルッと流れて、側溝に落ち込んでしまえたらと思ったりした。よくわからん…

なにも得られなかった大学時代

(c) .foto project 疲れた、はっきり言って疲れた。はっきり言わなくても疲れた。 疲れた。周囲は夏なのに一人、雪道を歩いているようなとても孤独な気分。なんでこんな疲れてんのか、ただ生きるというだけがなんでこんなにしんどいのか。頭の弱い俺にはよく…

Argo fuck yourself ~映画『アルゴ』を観た。

アルゴブルーレイ&DVD (2枚組)(初回限定版) [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2013/03/13メディア: Blu-ray購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (56件) を見る ベン・アフレック監督、主演。ベン・アフレックを観るのは…

今更ながら『ソラニン』を観るの巻

(注)総じて言えば、宮崎あおいは素敵だったなってことなんだけど、結構愚痴が多いので映画『ソラニン』が好きな人は読まないほうがいいかも・・・ ソラニン スタンダード・エディション [DVD]出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: 2010/09/03メデ…

日々のこととか

頭がまわらないことが多く、なんだっけあれ、なんていうんだっけこれ そんなことが多くなってきた。頭のネジが外れかけてんのか? 弛緩した生活をつづけているということだろうか。どうなってんだよ俺の頭ん中 最近頭が最高に活性化したって時はあれだ頭痛薬…

780円のランチ

青春の大部分は不手際のうちに空費されるものだ。彼女が、僕の恋人が、やがて僕を完全に捨て去ることは目に見えていた。僕はまだ知らなかったのだ、世の中にはまったく異なった人種、金持ちと貧乏人が存在することを。自分の階級にとどまらなければいけない…

キム・ギドク監督『ブレス』

圧倒的な濃度に見終わった後どうしていいのかわからず、ただひたすら黙々と部屋の掃除をしてしまった。正直なところこの映画が何を意味するのかよくわからない。不倫する夫、死刑囚に会いに行く妻、そんな夫婦に育てられる娘。そして死刑囚はといえば、自分…

積極的な読書と消極的な読書

雨が降ったり止んだりの休日。朝から俺はとっ散らかった書棚周りを整理していた。というのも日頃書棚から出した本は元に戻さず、自由気まままにそのあたりにポイと置いてほったらかしにしてしまうため、書棚の周辺に本の山が形成され、俺の部屋のスペースを…

コピーしたい

コピーアンドペースト、コピーアンドペースト、コピーアンドペースト人の人格もコピーできたら、そして俺にペースト出来たらなんて素晴らしいんだろう。俺が俺でなくなるように、上書きするようにコピーアンドペースト。洒落た手つきで上書き保存!ああ素晴…

遠くのあなた

雄弁に語る映像~映画『ペタル ダンス』を観た。 ゴミ箱ダイバー 映画『ペタル ダンス』 を観てからというもの、過去の友人たちのことが頭から離れない。これまでの貧しい人付き合いのことが、もう長く会わなくなり疎遠になってしまった人のことが頭から離れ…

眠られぬ俺のために

ヒルティの話ではない、俺の話だ。 明日は朝早く家をでないと行けないのに俺の身体は寝ろといっているのに俺の頭は寝ようとしない。寝ることすらままならない。そんな俺。ああ明日目覚めて仕事に行きたくない。そんな俺。自分のことすらままならない人間が仕…

雄弁に語る映像~映画『ペタル ダンス』を観た。

「ペタルダンス」石井寛監督に、宮崎あおい、忽那汐里、安藤サクラ、吹石一恵という顔ぶれの女同士の友情を描いた映画。私は石井監督の前作「好きだ、」を何度も繰り返し見るほど気に入っていたので、とても楽しみにしていた。そして期待を上回る素晴らしい…

懐かしいとはどういうことだろう。『オカンの嫁入り』を観た。

映画をぼーっと見ているとなんだか見覚えのある、緑色のあの車体が見えた。 な、なんだって・・・。としばし呆然。 こういう時抱く感情を、懐かしいといえばいいんだろうか。だけどそれほど感慨深く感じ入る何かを持っているわけではない。なんだろうかこの…