僕を縛らないで
ひざまずいていては自由になれない
空のグラスを高々と掲げて
どこへ行こうと自分らしくいよう
自由でいるために
誰もがすこしずつ人生に囚われ
家族でさえ見知らぬ存在に
多くの疑問への答えに迷う
そして日々は続く
僕を縛らないで旅に出るのだから
はるか彼方に僕を呼ぶ地がある
心残りなのはただひとりだけ
家で待つ君さ
出会うひとは誰も檻の中で生きている
そんな人たちは僕を理解できない
憤りはあるけれど純粋に思考する
僕は生きている
髪に風を感じ自然のなかを行く
見失った道を取り戻すために
夜の闇にまぎれ木々が歌っている
僕の頭上で
僕に構わないで道は見つける
永遠に軌道を回る衛星のように
新しいルールで生きていこう
ゆるぎなく
詩としてどうだろうか。少し楽観的すぎるきらいあるか?単純すぎるだろうか?けれど、僕を縛らないでと言い、心残りと歌うところに、旅をする人間の希望と孤独が上手く表現されていると思う。旅情をすごく掻き立てられる。
社畜生活のため、なかなか長期休暇をとることができず、何ヶ月もかけて旅することが出来ないのはとても残念だ。このまま仕事を続ければ一生そういう機会がないのかと思うとやるせない。だけれど、今は食い扶持が必要と思って自分を納得させ我慢はしてるが、こんな映画を見たらまた旅がしたくなる。
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